講師紹介
福井岳雄(ふくいたかお)
東京藝術大学卒業。同大学院修了。在学中アルモニカ弦楽四重奏団、プレシーザ弦楽三重奏団など数多くの演奏会を行う。むろや弦楽四重奏団で日本縦断コンサートを行う。
また、スタジオミュージシャンとして友田ストリングスグループに所属し「男はつらいよ」「駅・ステーション」など多くの映画音楽、紅白歌合戦、レコード大賞など歌番組に出演。松田聖子、ピンクレディーなどのレコーディングを行う。
NHK交響楽団など在京のすべてのオーケストラに賛助奏者として出演し、東京フィルのヨーロッパ公演、東京シティーフィルのオーストラリア公演、東京交響楽団の韓国公演に出演。
その後、ドイツ・バイエルン州・アウグスブルグ市立歌劇場契約団員、コンチェルティーノ・アウグスブルグ、および、カペラノヴァのソロ・コンサートマスターとしてドイツ各地で演奏会を行う。
帰国後は、京都市交響楽団を経て札幌交響楽団に入団し2ndヴァイオリン副首席奏者代行をつとめる。楽団員で結成したイグナーツ弦楽四重奏団でベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏会を行い、ノンノン・マリア弦楽四重奏団では札幌文化奨励賞を授与される。
自身のソロリサイタルではブラームスのソナタ全曲演奏会を行う。現在、ピアノ・トリオ演奏会「夜のア・ラ・カルト」を毎年札幌で行い、道内各地でも演奏している。
ヴァイオリンを橋本寿子、尾島綾子、兎束龍夫、海野義雄、福元裕、浦河宜也、ゲルハルト・ボッセ、ゲアハルト・ヘッツェル、クルト・グントナー、エルネ・セバスティン。室内楽をルイ・グレーラー、ウルリッヒ・コッホ、フレッド・ブックの各氏に師事。